インタビュアー: 今日は菊野進さんにお話を伺います。菊野さんは、他社で20年以上の経験を積まれ、今の会社に入社して3ヶ月ということで、どんな経緯でこの会社に入られたのか、またその魅力について詳しく教えていただきたいと思います。まず、入社のきっかけについて教えてください。
菊野: はい、もともと「良い会社だよ」と噂で聞いていたんです。それで実際に面接をいくつか受けて、他にもいくつか内定をもらったんですけど、自分が本当にやりたいこと、つまり現場の作業も監督業も両方できる環境を探していたんです。この会社では、施工計画から現場の作業まで、自分で一貫してやれる。そういった点が一番の魅力でしたね。
インタビュアー: 現場と監督業の両方をやりたい、というのは珍しいですね。それにしても、入社してすぐに5000万円規模の案件を引き継がれたと聞きましたが、そのあたりも大変そうです。
菊野: そうですね。5000万円の案件を2つ同時で1億円の現場をやるのは初めてだったので、最初は大変でした。でも、それが楽しいんです(笑)。公共工事がメインなんですけど、発注者からの提案だけじゃなくて、こっちからもいろいろ提案できるんですよ。「こうした方が効率が良い」とか。そういうところがやりがいに繋がっています。
インタビュアー: ご自身で計画して提案もできるというのは、大きなやりがいですね。特に会社としてはどういったサポートが働きやすさに繋がっていると感じますか?
菊野: やっぱり、一人ひとりの意見を尊重してくれるところです。言われた通りにやるだけじゃなく、自分で考えたことを実行に移せる。それに、何かあったらみんながすぐに意見を出し合って最善の方法を模索できる。こういう環境が、本当に働きやすいです。
インタビュアー: なるほど、社内のチームワークもかなり良いんですね。前の会社から転職されて西島組に入ったことについてはどうですか?
菊野: 前の会社を辞めることになって、西島組は同じエリアの会社だったので、生活環境が変わらなかったこともよかったです。本当に感謝しています。働きやすい環境という点でも全然違います。例えば、有給もしっかり取らせてくれたり、残業代もしっかりつくし。今は完全週休2日制で、土日も休めます。子どもが全国大会で東京に行った時も、有給を取らせてもらえて、本当に助かりました。
インタビュアー: それはすごく大事なポイントですね。家庭と仕事の両立ができる環境が整っているのは、従業員にとって安心です。今後の目標や、この会社でやっていきたいことは何ですか?
菊野: そうですね、今後はもっとICT(情報通信技術)を活用して、業界全体を効率化したいと思っています。それと、この会社をもっと大きくしたいですね。2億、3億の案件を今はやっていますが、いずれは5億以上の案件を取って、会社の成長に貢献したいと思っています。
インタビュアー: 会社を成長させるための具体的なアプローチがしっかりありますね。そして、菊野さんは人材育成にも熱心な印象を受けましたが、新しい仲間に求めることや期待することは何かありますか?
菊野: そうですね、人を育てるのは得意なんです。前の会社でもほとんどのスタッフを育ててきました。この会社でも、2年もあれば誰でも戦力にできる自信があります。実際、今の会社に若い女の子がいるんですが、彼女も辞めずに続けてくれていて、いろんな人が活躍できる環境が整っています。だから、どんどん新しい人に入ってきてほしいですね。
インタビュアー: 若手の育成にも力を入れながら、会社の成長を目指しているんですね。最後に、今この会社への入社を考えている方に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。
菊野: この業界は「3K」(きつい、汚い、危険)と言われることが多いです。でも、実際にはその大変さを乗り越えた時の達成感は計り知れないんです。ICT技術も進んでいるので、重機の操作も昔よりずっと簡単になっていて、若い人や女性でも十分に活躍できる。だから、どんどんチャレンジしてほしいですね。私たちは田舎にある会社ですが、やりがいがあって本当に良い会社なんです。一緒に働いて、もっと大きなプロジェクトを成功させていきたいですね。
インタビュアー: 素晴らしいメッセージです。菊野さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!